IME 2007の変換精度向上、MSが修正プログラムを公開(日経BP)
っていう記事がありました。以前、ATOKとIME2007の変換がどのように違うかエントリーしたことがありました。
というわけで、今回のIME2007のアップデートが如何ほどの実力か試してみました。
今回のサンプルテキストも、前回と同じものを利用。アップデートはさっきやりました。学習した内容はIME君は忘れてくれるようなので、かなりまっさらな状態だと思います。
ではいってみましょう。
Gigazineの本日2008/2/19のヘッドラインニュースの中で、Office2007の変換効率があまりにも悪いというリンクが張ってありました。
スラッシュドット・ジャパン|MSIME2007の変換効率悪化は開発が中国にシフトしたのが原因?
私も今はOffice2007が今年の一月に手に入ったので、この記事を書いているパソコンにも入っているのですが、確かにOffice2007になってから、変換がおもうようにいかなくなり、いらいらすること多々。
まずとても重くなった。今のパソコンは3年前暗いのノートPCなのですが、スリープから立ち上がって日本語を入力して変換キーを押すと、五秒くらい町なかなか変換されない。またそのあとも変換キーを押すごとにミリ秒単位の遅延が発生する。今年からBlogをかくまでは家のパソコンで長い文章を書くこともなく、書いてもたまにで、もっぱら長文は会社で仕事用でメールを書いたり内部資料を作成する程度。
それでも多少は家のPCでも文章は書くけど、Office2007を入れてから明らかに重くなった。まあ重くなるのは新しくなってPCが相対的に遅くなったからそろそろ買い換えようかなと思うことで納得できるが、変換が全く出鱈目になるのは本当にイライラします。
また固有名詞やメアドをショートカットにするために単語登録してますが、登録してるにも関わらず変換の順番が場合によっては6番目になることもあり、何のために登録したか悲しくなることもあります。また同じ単語を何度も使ってるのに、順位が上に来ないのもさらに不満が貯まる原因です。
今までは、使い方が間違ってたのかなとも思ってましたが、この記事を見てほかの人もそうなんだと理解しました。
まじめに、ATOKにしようと思いました。
ちなみに学生時代はATOKをメインに使っていた(あと ことえり)、会社に入ってWinodwsを使いだしてMS IMEしか使えないようになってからはMS IMEのキーアサインはATOK風を少しカスタマイズしてるだけなので、ATOKに移行するのは問題ない。ATOKになれたために会社のPCの使い勝手が悪くなるのはそれはそれで問題かな。
それ以上に会社のPCがそろそろOffice2007やVistaにアップグレードしたらどうしよう。こんなIMEなら自分もそうだけど、会社の社員もそうですが、日本全体の業務効率が停滞してしまうんじゃないかと思います。
注:一部、府と文字の部分が醜いかと思いますが、本文の趣旨を踏まえたうえでご理解の程よろしくお願いいたします。
注2:読み返すと、少しいつもの口調よりも五兆が強いようですね。らしくないですね。
まあ、結論としては変換効が変わった雰囲気は余りない。変換を間違う場所も大体同じですしね。強いて言えば、五兆が伍長になったくらいですがどちらも間違いですから意味がない。ただし、変換スピードは幾分上がった気がしました。変換キーを押したあとの変換待ちは少し改善されたような気がします。
ただし、このコメント部分はまたATOKに戻して書いてますが、変換はこちらの方が明らかに速い。
それはさておき、今回のIME2007の修正は単語を使用したあとの学習周りの改良が主なようなので、今回の一回だけの打ち込み確認では今回のIMEアップデートにとっては不向きな事例かもしれない。そのあたりは考慮の必要があるとは思います。
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