2008年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年03月

携帯動画変換君とiPod nano (番外編1)


このエントリーをはてなブックマークに追加


携帯動画変換君とffmpegの話は以前の話でとりあえずおしまいにしようと思ってたのですが、再度雑文をば。ちなみに持っている携帯動画再生機は[SB 911SH、iPod nano 3G]

  • 911sh用に作成した400x240の3gpファイルがあります。この動画の拡張子をmp4に変え、そのままiTuneに登録し、iPod nano 3G(320x240)で再生すると、ちゃんと縦横比を4:3にして上下黒帯入れてくれます(iPod用に再エンコードの必要ないです)

  • ffmpegの最新版をつかってエンコードしたmp4ファイルはちゃんとiPod nano で見れる。QuickTimeのatomデータは必要ないのですね、本家なのに。

  • 911SHでは、必ずQuickTimeのatomデータが付与された動画でないと再生できない。携帯動画変換君はよく作りこんでますね。ただ、最新のffmpegを使うと色々試したけど、自分の能力では上手く動かない。付属のffmpegでは問題ないですが・・・。まっ私は所詮その程度の能力しかありません。

  • 携帯動画変換君はキューのバッチ処理をするのによいですね。. 定型的な作業で動画ファイルをAVIにエンコードしたり、 さらに2passエンコードするのは、Aviutlなどでは一々マウスでクリックする回数が多くかなり面倒です。しかし、携帯動画変換君で処理するとシーケンシャルに実行してくれるので編集をせず、エンコードだけで使うのであれば手間は激減です。そうは言っても商用ソフトではもっといいのもあるので、それらを買うのが一番速かったのも事実です。TMPGencは良さそうです。まあ、勉強代と思えばどうってことないですが。

 これがここ数日の雑感です。とりあえず今まではよくわからなかった動画の規格とか、少しだけ理解を増せたこと、特にffmpegの引数については初めてみたのですが、何となく概要はつ掴めたと思います。。
 その他色々試しましたが、たくさん試しすぎて細かいことは覚えてないのと、あまり詳しく書くのもどうかと思うので。

【関連記事】


B0017KHM7Q動画変換 携帯電話

アイアールティー 2008-04-18
売り上げランキング : 3575

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


このエントリーをはてなブックマークに追加





このカテゴリの最新記事一覧


| ―携帯, iPod, PSP 動画変換 | 09時00分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

FLVファイルから音楽データ MP3やAACを取りだす


このエントリーをはてなブックマークに追加


前回はiTuneをつかって、911SHで読めるAAC音楽ファイルをつくる方法を書きました。今回は、FLVファイルからMP3やAACに変換する方法について書きます。
 FLVから音楽ファイルを取る方法は色々なサイトでも書かれてますが、911SHは固定ビットレートのAACファイルしか再生できません。MP3は再生できません。これは911SHを購入してから知ったのでどうしようもありませんが、元々これらの機能が必要だったわけではないので、文句は言えません。
 

●FLVファイルからMP3を取り出す方法


 携帯動画変換君を利用したMP3を抜く方法は、Webにたくさん情報が載ってますので、そのままです。iniファイルの[itemXX]部だけ抜粋します。
[Item0]
Title=FLVからMP3を取り出す
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -vn -acodec copy "<%OutputFile%>.mp3""
  1. -vn : ビデオはコピーしない
  2. -acodec copy : 音声データをエンコードなしで、コピーだけする

 FLVの中のMP3部分を分離するだけなので、エンコードの必要がなく高速です。
 携帯動画変換君付属のffmpeg.exeでも問題なく動きました。

 

●MP3ファイルからAAC(m4a)ファイルを作成する方法



 MP3->AAC変換用のiniファイルの[itemXX]部だけ抜粋します。
[Item1]
Title=MP3 から AAC(m4a) に変換
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg%>" -y -i "<%InputFile%>" -acodec aac -ac 2 -ab 64 -r 44100 "<%OutputFile%>.m4a""
  1. -y : ファイル名が同じとき、確認なしで上書き
  2. -acodec : 変換につかうライブラリ
  3. -ac : 1がモノラル、2がステレオ
  4. -f : ファイルフォーマット 
  5. -ab 64: kbps

 注意点として、MP3の時とは異なりAACへの変換はエンコード処理にCPUを使うため少し時間がかかります。

 

●FLV4ファイルからAAC(m4a)ファイルを作成する方法


上の2つを組み合わせて、Command0、Command1とし若干修正することで、直接AACを作ることもできます。
[Item2]
Title=FLV4 からAAC(m4a)に変換
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -vn -acodec copy "<%OutputFile%>.mp3""
Command1=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg%>" -y -i "<%OutputFile%>.mp3" -acodec aac -ac 2 -ab 128 -r 44100 -f aac "<%OutputFile%>.m4a""

  注意:この設定ファイルのまま使うと、副次的にMP3ファイルも残ります。
  あと、最新のffmpegではFLV4入力に対応してるので、いったんMP3を作らなくても一発で変換できます。あくまで携帯動画変換君に付属してるffmpegだけで変換する方法です
 
 911SHのインターフェースがしょぼいのでもう携帯で音楽聞かなくなってるのですが。。。。最新の機種は知らないのですがおそらくインターフェース良くなっているのでしょう。


【関連記事】


(追記 2008/5/29)
 新しく、エントリー増やそうか迷ったけど、大した内容でもないのでこちらに追記しときます。
 この記事にも書きましたが、FLV4ファイルは携帯動画変換君に付属のffmpegでは入力に対応してないので、いつもはこちらのサイトからWindows版をダウンロードさせてもらって使ってます。(Linuxでは自分でコンパイルして使えるようになったけど、Windowsではまだ上手くコンパイルが通らない orz)

 余談はさておき、ffmpegのアップデートが頻繁だけど、大きな変更はないので私は未だにrev.12143を使ってたりします。私の場合、こちらのサイトからダウンロードしたffmpeg.exeをffmpeg_12143.exeとリビジョン番号を付けてファイル名を変更したあと、携帯動画変換君の「cores」フォルダに入れます。この時ファイル名変更せずに元からある携帯動画変換君に付属のffmpeg.exeに上書きしないようにしてます。そのため付属のffmpeg.exeは上書き予防と混乱防止のためffmpeg_kdh.exe等、わかり易い名前にしてます。

 iniファイルで書くのが面倒なので、コマンドラインで書きます。携帯動画変換君付属のffmpeg_kdh.exeとは書式が異なるので注意が必要です。 <br>
(ステレオ、128kbps、44100kHzで変換)
C:> ffmpeg_12143.exe -i my_song.flv -acodec libfaac -ac 2 -ar 44100 -ab 128k my_song.m4a   
 赤字で書いたところが携帯動画変換君のffmpeg_kdh.exeの引数とは異なるところ。

 ちなみにffmpeg_kdh.exeはH.264には対応してるので、最近ニコニコで多くなったmp4ではffmpeg_kdh.exeだけでも実は問題なかったりします。(もちろん新しいffmpegは問題なし)
(ステレオ、128kbps、44100kHzで変換)
C:> ffmpeg_kdh.exe -i my_song.mp4 -acodec aac -ac 2 -ar 44100 -ab 64 my_song.m4a   
 ffmpeg_kdh.exeは-acodecの記述と、-abの記述が異なります。-acがaacかlifaacかの違いと、ビットレートに「k」がつくつかないのはよく間違えます。ビットレート数字が半分になるのはよく混乱します。

 そうそう、ffmpeg_kdh.exeのaacエンコーダは古いせいか、私が良く使う音声データでは、ビットレート指定で100kbps以下にしても指示通りにサイズにしてくれない。96kにしたい時も微妙に容量が増えてしまう。
 また、最近のニコニコムービーメーカーで作られたファイルは圧縮swfとか使ってるらしく、ffmpegでは入力対応してないんですよね、非圧縮swfにはffmpegは対応してますけど。圧縮swfを読めるデコーダからmp3ファイルを抜きだし、ffmpegをとおしてAAC化すのもアリです。まあそれは別の話なので、必要なひとは色々ググりましょう。
と言うのもあれなので、私はいつもSWF COOK http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se241099.html を使ってます。コマンドベースで取っつきにくいかもしれませんが、私は重宝してますし、携帯動画変換君を利用するのであれば、コマンドベースの方が良いでしょう。これであれば、NMMの圧縮SWFを解凍できます。解凍したswfファイルは普通にffmpegで読むことができます。

 (最初は、「お気に入りの動画を携帯で見よう」さんのところからダウンロードした最新のffmpegでの話は書いてなかったのですが、何となくそろそろいいかなと思い追記しときます。)




このエントリーをはてなブックマークに追加





このカテゴリの最新記事一覧


| ―携帯, iPod, PSP 動画変換 | 09時12分 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

911SHで、iTune/QuickTimeでAAC変換した音楽ファイルを再生する方法


このエントリーをはてなブックマークに追加


911SHで音楽を聴く、iTuneを使ってAAC変換  これはだいぶ前に解決していた話ですが、これも備忘録がてらエントリー。
 Softbankのシャープ製携帯911SHは、音楽再生はAACしか対応していないため、iPod用にiTuneで保存している音楽ファイルをそのままコピーして持ってこれました。数ケ月前iTuneが7.4から7.5にアップデートし、同時にQuickTimeが7.2から7.3に上がったタイミングで、新しく登録した楽曲から911SHでは再生できなくなりました。
(ちなみに2008/2/22時点ではiTune7.6, QuickTime7.4)
 理由は、911SHは固定ビットレートしか対応していないのですが、QuickTime7.3からAAC変換のデフォルトが固定ビットレートから可変ビットレート(VBR)になったためです。
 QuickTimeだけ7.2にダウングレードするなどとするWebの記述もあったのですが、iTune上で対応できます。

  • 「編集(E)」-「設定(F)」 :これでiTuneの設定ファイルを開きます
  • 「詳細」タブを選択後、「インポート」タブを選択
  • 「設定」を「カスタム」にし、「可変ビットレート(VBR)のエンコードを使う」のチェックボックスをはずします

iPod_shosai_VBR_s

これで新しくエンコードするものから固定ビットレートになり、911SHでも再生可能になります。ただ、既にエンコード済みのものはVBRのままなので、「右クリック」-「選択項目をAACに変換(V)」で再エンコードするか、元のCDから再度登録をやり直す必要があります。

IPOD-AAC-encode


iTuneでCDから保存した音楽ファイルは、デフォルトでは
\My Document\My Music\iTunes\iTunes Music\
の下に歌手別で保存されています。(上の絵の場合は、「The Beatles」っていうフォルダの下のアルバムタイトル名の下に音楽ファイルがあります。Apple繋がりってことで)
ここにAAC変換したm4aファイルがあるので、それを911SHのmicroSDカードにコピーします。

ちなみにこの設定項目で、ステレオビットレートを最大320kbpsまで高音質化もできますが、128kですら持て余している私には無縁な設定です。

ただの備忘録なのでこのあたりでおしまい


(追記 08/4/4 03:00) 
コメントいただいて確かめてみたのですが、上手く再生できないのがあります。この記事を書いたときに使った音楽ファイルは、先ほど再コピーして確かめても問題なく911SHで再生できたので、OKだと思ってたのですが。。。すみません。(今のQuickTimeはv7.4.1です)
傾向がわかればと思い、いくつか確認しました。
・再生できた2枚のCDと同じ日(2/17)にiTuneに登録した別のCD2枚はダメだった。
・3月以降に数枚のCDを登録したけど、確認したのは全滅。 ・2/17に登録して、再生できなかったCDの1枚はコピープロテクトなんて存在しなかった時代のCD。もう一枚は90年代末。再生できたのは2007年末初出荷。 

なんか、できたりできなかったり挙動不審で、一番やっかいなパターンです。 初心者用には昔はMOOCSからSD-JukeBoxをダウンロードして利用できたのですが。。。
携帯動画変換君やFFMPEGを使えば、この次の記事の設定を少し変えて再エンコードすることで問題なく再生できるこおとは先ほど確認しました。しかし、これをやるのは敷居が高いかもしれません。
QuickTimeとiTuneだけで、できるのが簡単でよいので、その方法でできるかどうか再度確認してみます。(いつできるかというコミットは難しいですが、回避策は最低限まとめてみます)

(追記2 4/4 10:30)  一晩寝て考えなおしたら、追記1のように曲によって聞けたり聞けなかったりするのは可変ビットレートに特徴的な挙動。たまたま128kbpsでエンコードされた曲だけ、聞けた可能性がある。これはQT7.2から7.3にUpgradeされたときも同様だった。
 考えられる原因として、設定はCBRなっているだけで、実際はVBRっていうQTまたはiTuneのバグ。AACエンコーディングのバージョンアップという仕様と、それに付いていけない911SH。ってところでしょうか。
911SHは2006年秋出荷機種開始機種なので、改善も望めそうにありません。第一911SH側のバグではないですし。
ワークアラウンドとしては、この記事の冒頭にあるように、7.3以降のQTを削除して、新たにQT7.2をインストール。その後自動更新を停止。iTuneは古いのに置き換えなくてもいいはずです。(と思うけど、バージョンが離れすぎるのも問題なので、できれば同時期に出たバージョンを推奨、自動更新も停止)。
まだ確認してないけど、たぶん大丈夫と思う。確認したら、エントリーで書きます。。。

(追記3 08/4/4 23:30)
とりあえず、QT7.2へのダウングレード方法を書こうとするために、とりあえず、最新のパッチをあてようとして、iTune7.6.2.9, QuickTime 7.4.5にしました。 追記1で911shで再生できなかった曲をCDから再インポートしたら問題なく聞けるようになっていた orz。。。 わざわざ修正されてるということは仕様じゃなくiTuneかQTの不具合だった可能性が高いですね。  とりあえずQTとiTuneの自動更新は停止しよう。 また検証目的でiTuneが入ってなかったWinXPマシンにiTuneとQTの最新版をいれたら、本エントリーにあるようなVBRがデフォルトというチェクボックスに、チェックが外れておりデフォルトがVBRという仕様ではなくなっているようです。

【関連記事】


≫ 続きを読む



このエントリーをはてなブックマークに追加





このカテゴリの最新記事一覧


| ―携帯, iPod, PSP 動画変換 | 09時00分 | comments:4 | trackbacks:1 | TOP↑

携帯動画変換君とffmpegを使って、 911SHで高画質な動画再生を行う(中篇)


このエントリーをはてなブックマークに追加


「前篇からの続き」(こちらから読んでください)

 前回の最初から入っている設定ファイルで画質は悪いけど見ることはできたので、1から設定ファイルを作るのではなく利用した設定を修正して利用したいと思います。
 まず、携帯動画変換君の該当の設定ファイルを見てみます。前篇で使った「3GPPファイル, 音声AAC形式一般設定」は、"default_setting"フォルダの下の"Transcoding_3GPP_AAC.ini"になります。この設定ファイルを元にして設定を911SH用にします。

  • 携帯動画変換君を解凍したフォルダの中の"default_setting"に入る
  • "Transcoding_3GPP_AAC.ini"をコピーして、コピーされたファイルを"Transcoding_3GPP_AAC_911SH.ini"に変更

前篇では「QVGA標準画質15fpsステレオ」の設定を使いましたが、このffmpegのオプションは以下のようになってます。
[Item1]
Title=QVGA標準画質15fpsステレオ
TitleE=QVGA Normal quality 15fps Stereo
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec mpeg4 -fixaspect -s 320x240 -r 14.985 -b 190 -acodec aac -ac 2 -ar 16000 -ab 32 -f 3gp -muxvb 64 -muxab 32 "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QVGA_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""
パッと見ただけでも、太字にした部分を適当に変えれば何とかなりそうな雰囲気です。私は別に動画作成を仕事にしているようなプロではないので、必要十分な設定だけ変更します。
ということで、変更後の設定情報
[Item1]
Title=01: 4:3(320x240),動画1000kbps,30fps,ステレオ128k
TitleE=01: 4:3(320x240),movie1000kbps,30fps,Stereo128k
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec mpeg4 -fixaspect -s 320x240 -r 29.97 -b 1000 -acodec aac -ac 2 -ar 44100 -ab 128 -muxvb 128 -muxab 128 -f 3gp "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QVGA_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""


  1. -r 14.985 => 29.97 (動画の1秒あたりのフレームレート。30fpsにするため)
  2. -b 190 => 1000 (動画のビットレート。大きくするほど高画質だが、ファイル容量が増大。(注1を参照)
  3. -ar 16000 => 44100 (オーディオサンプリング周波数)
  4. -ab 32 => 128 (オーディオビットレート )
  5. -maxvb 64 => 128 (何となく)
  6. -maxab 32 => 128 (オーティオビットレートの最大値)

この設定で、元動画が4:3の物については911SH上で320x240で表示できるようになりました。

この設定で16:9の動画やそれより横長の動画を変換すると、横が320で上下に黒帯をいれた形で表示され、911SHの横400の液晶サイズを十分楽しめません。(320x180で額縁になる)
16:9以上の横長の動画を400x240にする設定です。
[Item2]
Title=02: 15:9(400x240),動画1000kbps,30fps,ステレオ128k
TitleE=02: 15:9(400x240),動画1000kbps,30fps,ステレオ128k
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec mpeg4 -fixaspect -s 400x240 -r 29.97 -b 1000 -acodec aac -ac 2 -ar 44100 -ab 128 -f 3gp -muxvb 128 -muxab 128 "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QVGA_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""

  1. -s 320x240 => 400x240 (動画の解像度を変更)
  2. -fixaspect (16:9以上に横長のファイルで、上下に黒帯を追加してアスペクト比を固定する)


というわけで、最初のとの変更点は-sオプションの部分だけになります。

次に、動画共有サイトなどの動画でよくある、元々16:9動画の上下に黒帯を入れて4:3にしている動画を、上下を削ってもいいから横400で見たいという設定です。別に設定ファイルを作ります。
[Item3]
Title=03: 元動画4:3 => 15:9(400x240), 動画1000kbps,30fps,ステレオ128k
TitleE=03: 4:3->400x240,movie1000kbps,30fps,Stereo128k
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec mpeg4 -fixaspect -s 400x300 -croptop 30 -cropbottom 30 -r 29.97 -b 1000 -acodec aac -ac 2 -ar 44100 -ab 128 -f 3gp -muxvb 128 -muxab 128 "<%TemporaryFile%>.3gp""
Command1=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QVGA_AAC.ini"
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""
  1. -s 400x240 => 400x300 (動画の解像度を変更、この場合元動画はあくまで4:3であるため一端横400縦300とする)
  2. -croptop 30: 動画の上30ピクセルを削除
  3. -cropbottom 30:動画の下30ピクセルを削除

-croptop, -cropbottomを利用することで、4:3の動画の上下を削ることで15:9の画像にすることができます。


とりあえず、以上です。
 これらの最適な設定や設定ファイルをつくるより、何気にこのblogの記事を書いているほうが時間がかかってしましました。 こういうのは調べながらやらなくてはならないので、どうしてもそうなってしまいがちですね。
 以上の結果を元にすれば、自分の好みでオーディオの質を上げるとか、ファイルサイズを減らすために、画質優先で動画のビットレートを上げげるとか、長時間動画を見たいけどファイル用量が厳しいから、画質やフレームレートを下げるとか、カスタマイズができると思います。 このあたりの設定項目はもっと詳細に書かれているホームページがあるのでそちらを参照ください。

「参考ページ」
http://www.nurs.or.jp/~calcium/wiki/index.php?FFMPEG%2F%A5%D3%A5%C7%A5%AA
http://www.himco.jp/articles/pdf/FFmpegDoc.swf
(追記)あとで気づいたのですが、やっぱり本家は911SHについても情報量が違いますね。本記事を読まれたかたなら、もう十分本家の内容もわかると思います。
http://www.nurs.or.jp/~calcium/wiki/index.php?911SH

 本当はffmpegを最新のものにしたり、2パスにすることで、1000よりも小さいビットレート/小さい容量でもっと高画質にすることも可能だと思います。しかし、とりあえず手間をかけずに必要十分な画質が得られたため、一端終了しました。後編の機会があればこのあたりを詰めたいと思います。(いつになるやら)

 
【注1】
911SHでの表示で試してみたところ、2000にすると1000とあまり画質に差がないばかりか、部分的にCPU処理が間に合わくなることがあり。450にすると、1000より若干画質が落ちる。よって1000にした。画像のビットレートを1000にした今回の動画の場合、1分の動画で約8MB消費します。

 つづく。
【関連記事】

≫ 続きを読む



このエントリーをはてなブックマークに追加





このカテゴリの最新記事一覧


| ―携帯, iPod, PSP 動画変換 | 00時30分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

携帯動画変換君とffmpegを使って、 911SHで高画質な動画再生を行う(前篇)


このエントリーをはてなブックマークに追加


 昨年11月に自分の携帯電話をSoftbankのシャープ製911SHに変更しました。変えた理由は以前の機種が音割れするようになったから。911SHにした理由は型落ちで安かったから。安いだけならTVなんか見れなくいい機種がまだありますが、J-Phone時代からシャープ製を使い続けていることと、何となく高機能が良いという物欲で、1年前の機種で安くなっていた911SHにしました。
 その後の機種は、912SH、913SH、920SHと高機能になってますし、この手の話はいろんなサイトでたくさんの情報があるので、今さら何をという気もしましたが、備忘録も兼ねて書きます。



 今まで動画を見れるようにしなかった理由は、買ってすぐの時に音楽をこの機種でどうやって再生するかをさんざん試行錯誤してトライアンドエラーしてました。結論としては「音楽再生は問題なくできるが、PCからのデータのコピーが手間」、「再生インターフェースが余りに使いづらい」、ということで音楽再生はiPod nano でいいやとなりました。
 そのため、動画についても色々面倒だろうと思い、放置してました。
(あと、最初の一か月はパケ放題が無料だとか、その他の機能を試したりいつも使う機能を調べたり、使いやすくカスタマイズすのに時間を使っているうちに飽きたというのが真相ですが)

 そんな中昨日、たまたま仕事が早く終わり家に早く帰ってこれたので、本当になんとなく911SHで動画再生できるかどうか試してみたいと思いチャレンジしました。そのため昨日は19:30からはじめて寝たのが1:30だった・・・・。



前置きはさておき、ハード環境です。
 ・パソコン 1台 (WinXP)
 ・シャープ製 911SH (Softbank)
 ・micro SDカード (大容量のもの、私は2GBを利用)
 ・micro SD カードを SDカード用に変換するパーツ
 ・SDカードをUSBメモリとして利用するパーツ

用意するソフト環境
 ・携帯動画変換君

作業手順
     
  • 携帯動画変換君はこちらからダウンロード。QuickTimeが必要なようです。私の環境はすでにiPod用にインストールしているので問題なし。
  •  
  • 3GP_Converter034.zip を適当なディレクトリでファイルを解凍。
  •  
  • 解凍したフォルダの中に、「Setup.exe」があるので起動。
  •  
  • 「3GPPファイル, 音声AAC形式一般設定」を選択し「設定」をクリック   (詳細には「一般的な最近の携帯電話に向く設定です。」と書いてあります)
  •  
  • 開いたウィンドウで、一番上から2番目の「QVGA標準画質15fpsステレオ」を選択。
  •  
  • 出力先ディレクトリを選択。
  •  
  • 手近なAVIファイルやMPEGファイルを「ここにファイルをドラッグ&ドロップ」とあるところにドラッグ。(FLVファイルは変換できません)
  •  
  • 拡張子が3gpとなるファイルができます。
  •  
  • とりあえずPC上で3gpファイルが見えるかどうか確認。私は、GOM Playerを使いました。
  •  
  • microSD カードの「\PRIVATE\MYFOLDER\My Items\Videos」に3gpファイルをコピー。
  •  
  • 911SHの操作で、「データフォルダ」-「Y!ボタン(microSDカードに移動)」-「ムービ」
  •  
  • 先ほどコピーした動画がリストされるので、選択して動画を確認。

以上です。思いのほかあっけなく動きました。
ただし、画質は全然ダメでカクカクしています。音質もあまりよくありません。また、画像が16:9の動画も4:3の320x240になるので、911SHの能力がフルに生かせない。



ということで、携帯動画変換君の変換エンジンのffmpegの設定を911SH用にいじくりました。
911SHのスペック
・911SHの液晶は400x240であり5:3(15:9)と少し特殊。一般的な4:3やワイド16:9とも異なる。ちなみに、912SH、913SHも911SHと同じサイズのようです。920SHは854x480と、16:9になってます。

今回の方針
  1. 音質を向上する
  2. カクカクをなくすためfpsを向上する。30fpsを目標
  3. 画質が悪いので向上させる
  4. 元動画が4:3の場合は、320x240にする
  5. 元動画が16:9など横長の場合は、400x240にし、足らない分は黒ベタを入れる
  6. 16:9の画像をわざわざ4:3にして上下に黒ベタを入れている動画は、911SHでの鑑賞のために上下の黒ベタを縦240になるまで削除し、横幅を400にする。

とここまで書きましたが、結構時間がかかったので続きはまた後日


【関連記事】

B0017KHM7Q動画変換 携帯電話

アイアールティー 2008-04-18
売り上げランキング : 3575

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


このエントリーをはてなブックマークに追加





このカテゴリの最新記事一覧


| ―携帯, iPod, PSP 動画変換 | 23時47分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

Office2007を入れたらMS IME 2007の変換効率が悪すぎるんですけど・・・


このエントリーをはてなブックマークに追加



 Gigazineの本日2008/2/19のヘッドラインニュースの中で、Office2007変換効率があまりにも悪いというリンクが貼ってありました。
スラッシュドット・ジャパン | MS IMEの変換効率悪化は開発が中国にシフトしたのが原因?

 私も今はOffice2007が今年の1月に手に入ったので、この記事を書いているパソコンにも入っているのですが、確かにOffice2007になってから、変換が思うようにいかなくなり、イライラすること多々。
 まずとても重くなった。今のパソコンは3年まえ暗いのノートPCなのですが、スリープから立ち上がって日本語を入力して変換キーを押すと、5秒くらい待ちなかなか変換されない。またそのあとも変換キーを押すごとにミリ秒単位の遅延が発生する。今年からblogを書くまでは家のパソコンで長い文章を書くこともなく、買い手もたまにで、もっぱら長文は会社で仕事用でメールを書いたり、内部飼料を作成する程度。

 それでも多少は家のPCでも文章は書くけど、Office2007を入れてから明らかに重くなった。まあ重くなるのは新しくなってPCが相対的に遅くなったからそろそろ買い換えようかなと思うことで納得できるが、変換が全くデタラメになるのは本当にイライラします。

 また、固有名詞やメアドをショートカットするために単語登録してますが、登録してるにも関わらず変換の順番が場合によっては6番目になることもあり、何のために登録したか悲しくなることもあります。また同じ単語を何度も使ってるのに順位が上に来ないのもさらに不満が溜まる原因です
 今までは、使い方が間違ったのかなとも思ってましたが、この記事を見て他の人もそうなんだと理解しました。
 まじめに、ATOKにしようと思いました。
 ちなみに学生時代はATOKをメインにつかっていて(あと ことえり)、会社に入ってWindowsを使いだしてMS IMEしか使えないようになってからはMS IMEきーあサインATOK風を少しカスタマイズしてるだけなので、ATOKに移行するのは問題ない。ただ、ATOKに慣れたために会社のPCと使い勝手が悪くなるのはそれはそれで問題かな。
 それ以上に会社のPCがそろそろOffice2007やVistaにアップグレードしたらどうしよう。こんなIMEなら自分もそうだけで会社の社員もそうですが、日本全体の業務効率が停滞してしまうんじゃないかと思います。

 注:一部、ふと文字の部分が醜いかと思いますが、本文の趣旨を踏まえた上でご理解の程よろしくお願いいたします。
 注2:読み返すと、少しいつもの口調よりも伍長が強いようですね。らしくないです。



ATOK 2008 for Windows [プレミアム]
ATOK 2008 for Windows [プレミアム]
ジャストシステム 2008-02-08
売り上げランキング : 62

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
広辞苑 第六版 for ATOK
角川類語新辞典 for ATOK(NW2)
医療辞書'08 for ATOK
翻訳ブレイン
ATOK2008のすべて―日本語入力システム for Windows Tech Ver.21


このエントリーをはてなブックマークに追加





このカテゴリの最新記事一覧


| ―Windows | 21時42分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

東芝がHDDVDから撤退したようなので、少しゲーム理論で考えてみる。


このエントリーをはてなブックマークに追加



 以前の記事で、東芝はすぐにでもHDDVDから撤退したほうがよいと書きましたが、ワーナー・ブラザーズの発表から約1か月程度たち、撤退発表したようですね。すでに東芝のHD DVD搭載モデルのホームページでは、在庫限りの画像が貼られてますので、準備をした上での発表ですね。また、発表も金曜の夜とマイナス発表の基本を守ってますね。

 さて、SONYがCellを東芝に売却したあたりから、このストーリーは出来レースで、バーター取引をしただけじゃないかとか、何で東芝はもっと早く撤退しなかったのかとか、いろいろ憶測はあります。そのため、次世代DVD規格のソニーと東芝の規格戦争を、ゲーム理論的に考えたらどうなるかと思い、暇つぶしに考えてみた。ただし、所詮専門家でない一般人が、初心者書籍を2,3冊読んだ程度の戯言と思って生暖かく見てください。

「前提条件」
1: 自社が事業Aを継続、他社も事業Aを継続:0pt
2: 自社が事業Aを継続、他社が事業Aから撤退:+1pt
3: 自社が事業Aから撤退、他社が事業Aを継続:-1pt
4: BD事業撤退するとPS3が売れなくなり、Cell事業が縮小:-1pt
5: HDDVD事業撤退するとPS3が売れるようになり、Cell事業が拡大:+1pt

  • 1, 初期状態として、SONYがCellを東芝に売却する前の状態

 -カッコの中身:(東芝の利得、SONYの利得)
 -SBc、TbCなど:取り得る戦略:T:東芝、S:SONY大文字:継続、小文字:撤退
    SONY
    BD 継続
Cell 継続
SBC
BD 継続
Cell 撤退
SBc
BD 撤退
Cell 継続
SbC
BD 撤退
Cell 撤退
Sbc
max.
min.
東芝 HD DVD 継続
Cell 継続
THC
(0,0)
状態A
(1,-1)
状態B
(0,-2)
状態C
(1,-2)
状態D
(1,0)
(0,-2)
HD DVD 継続
Cell 撤退
THc
(-1,1)
状態E
(-1,-2)
状態F
(0,-1)
状態G
(0,-2)
状態H
(0,1)
(-1,-2)
HD DVD撤退
Cell 継続
THc
(0,2)
状態I
(1,1)
状態J
(-1,-2)
状態K
(-1,-3)
状態L
(1,2)
(-1,-3)
HD DVD撤退
Cell 撤退
Thc
(-2,3)
状態M
(-2,0)
状態N
(-2,-1)
状態O
(-2,-2)
状態P
(-2,3)
(-2,-2)
max.
min.
(0,3)
(-2,0)
(1,1)
(-2,-2)
(0,-1)
(-2,-2)
(1,-2)
(-2,-3)
---

 というわけで表を見ると東芝の場合、すべての状態の中で最大利得は1であり、それを行うには、戦略THCまたは、戦略THcを行えばよい。min.を最大にするには、戦略THCである必要がある。よって、戦略THCが東芝の最適解になります。
 次にSONYですが、最大利得3を取るためにはSBCとなり、minが最大の0になるのもSBCなので、戦略SBCが最適となります。
 よって、東芝もSONYも次世代DVDもCellも事業を継続するTHC,SBCとなる状態Aがナッシュ均衡となりました。

 
  • 2, SONYのCell撤退後

  •  次に、SONYはCellで最大利得をあげようとしてましたが、PS3の販売がおもわしくなくなったため、SONYのはCell事業を売却しました。半導体事業は初期投資が大変ですからね。
     SONYのCell撤退が決定していて、東芝が買ってCellから撤退しないと決めたので、該当の表の部分を削除し、作り直すと以下のようになります。

        SONY
        BD 継続
    SBc
    BD 撤退
    Sbc
    max.
    min.
    東芝 HD DVD 継続
    THC
    (1,-1)
    状態B
    (1,-2)
    状態D
    (1,-1)
    (1,-2)
    HD DVD撤退
    THc
    (1,1)
    状態J
    (-1,-3)
    状態L
    (1,1)
    (-1,-3)
    max.
    min.
    (1,1)
    (1,-1)
    (1,-2)
    (-1,-3)
    ---


     SONYを見ると、BDから撤退という選択肢はありえなくなり、BD事業を死に物狂いでやるしかなくなります。逆に東芝を見てみましょう。HD DVD撤退とBD撤退が一度に起こる状態Lは2社の戦いだけ見るのであれば起こりえないので無視すれば、それ以外の東芝の状態は利得が全て1となり、結果的に東芝はHD DVDを継続してもしなくても利得は同じになってしまいました。
     SONYは戦略SBcをとるしかないのはわかっているので、東芝としてはSONYの利得が最低になるTHCをとることになります。SONYに対する嫌がらせですねw。よって状態Bがナッシュ均衡になります。

  • 3, 現時点

  •  HD DVDの趨勢が決まったので、東芝がこれ以上HD DVDに肩入れする必要はなくなってしまします。撤退は早ければ早いほうが良いです。状態Bを選択し、HD DVDを継続して赤字を垂れ流すよりも、HD DVDから早期に撤退して、PS3と付属のBDが普及するのを手助けしたほうが良いとの判断が働きます。

     というわけで、以上の結果をみると、陰謀説とかバーター取引だとかじゃなくても東芝が最近までHD DVDを販売していた理由の一端が見えます。
    もちろんこの解釈があってるかどうか何とも言えませんし、第一初期条件がこんな単純でよいのかといった疑問もありますが、ひとつの参考意見として、ちょっと違った視点がみれたかと思います。


    「過去の記事」
    ブルーレイの終わりの始まり



    このエントリーをはてなブックマークに追加





    このカテゴリの最新記事一覧


    | ―HDD, NAND, 次世代DVD | 17時00分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

    EMCがエンタープライズ向けのSSDを販売するようです。


    このエントリーをはてなブックマークに追加


    EMCジャパン、業界初のエンタープライズストレージ向けSSD
    -73GBと146GBの2製品を用意、応答時間を10分の1に短縮可能-  :Enterprise Watch 2008/2/13


    今まで、NANDについていろいろ書いてきましたが、EMCからエンタープライズ向けのSSDディスクが販売されるようです。
    ディスクは73GBと144GBなので、3.5インチドライブで、既存と互換があるのでしょう。記事にもあるとおり、トランザクション処理用のため、NANDのメリットの一つであるランダムアクセスの向上を主眼としてるようです。また、NANDの欠点でもある書込み回数制限は、独自技術で解決しているそうです。

    ドライブの価格は見るからにめちゃめちゃ高そうなので、やはりというかハイエンドのSymmetrixでのみの採用となっているようです。


    【過去の記事】
    ハードディスクはいつまで延命できるか
    ISSCCの雑記1SSDの大容量化はいつまで続くのでしょうか。
    NANDとハードディスクの性能向上の違い
    ブルーレイの終わりの始まり


    このエントリーをはてなブックマークに追加





    このカテゴリの最新記事一覧


    | ―HDD, NAND, 次世代DVD | 08時30分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

    ハードディスクはいつまで延命できるか


    このエントリーをはてなブックマークに追加


    先日まで、いろいろとSSDNANDの話を書いてきましたが、ではNANDの快進撃がこのままつづけば、いったいHDDの市場はどうなるのかということを考える一つの指標として、グラフを作ってみました。

    2007年の価格を元に、HDDは2年で2倍。NANDは1年で2倍になるという法則が続くと仮定して4年後の2011年のGBあたりの価格を単純にプロットしただけです (価格は市価を参考にしましたが、結構適当だったり所詮Webで価格を見ただけなので、今見ても結構間違ってますが、対数グラフなので目立たないのと、あくまで傾向が見れればいいと考えて作ってるので、参考ということでご容赦ください)

    というわけで、まず2007年のグラフをみると、最近市販のPCにも採用されつつあるNANDの1.8インチや2.5インチタイプと、それぞれのHDDではやはりGBあたりの価格はHDDに軍配が上がります。
    しかし、2009年では1.8インチHDDとの差がつまり、2011年では1.8インチHDDよりもNANDが安価になることが分かります。2.5インチHDDも風前の灯火です。また、1.3インチHDDは現時点でもNANDに価格で負けており競争力がほとんどないことも分かります。

    最近4年ぶりにアップグレードしてもらった会社支給の軽量ノートPCにも搭載されるほど、普及期に入ったと思われた1.8インチHDDの寿命もあと数年のようです。

    小型HDDがなくなる大きな節目としては、1インチHDDの市場のSSDへの入れ替えがあり、その代表がiPod miniと iPod nanoの世代交代ですね。初代iPod mini が販売されたのは2004年1月、iPod nanoが2005年9月でした。これは当時SSDがこんなに安くなったのかということがとても印象深かったですが、まだ3年も経ってないんですね。
    こういったこともグラフにすると少しだけ洞察できます。

    また、ついでにOptical-R(CD-R、DVD-R、BD-Rなど)を載せました。グラフにするとBD-R DL(50GB)は誰も買わないんではないかと思うくらい高いのが分かります。逆にDVD-R(4.7GB)は容量当たりの価格が最も安いメディアです。さすがです。
    ただし、DVD-Rはこれ以上価格は下がらないでしょう。理由は、CD-Rが現在50枚1700円程度(3.4円/枚)で先月買ったのですが、同じメーカのDVD-Rは50枚で2200円(4.4円/枚)、と30%程度の差しかありません。ここまでくれば、BD-Rの一枚2-3千円と比べれば、DVDのプレミアがないに等しいです。

    一方に3.5インチはどうでしょう。デスクトップパソコンではテレビとの一体型のような使い方では2.5インチHDDが使われるようになり、x86サーバでは内蔵HDDは最近は2.5インチSASが一般的になりつつあり、3.5インチHDDの用途をつぶしています。逆にHDDレコーダなどは3.5インチHDDが搭載されることで需要を作っています。サーバ分野では外付けストレージはまだ3.5インチがほとんどです。

    3.5インチの今後を予想するとしたら、家庭でも企業でも動画などのコンテンツ用に大容量のストレージが必要なのはますます増えると思うため、家庭ではHDDレコーダやホームサーバなどで3.5インチHDDの需要は継続すると思います。企業でも数百TBや数PB必要なところは3.5インチHDDは重要でしょう。
    逆にデスクトップPCでは、OS領域はせいぜい数十GBでいいので、2.5インチHDDやSSDにとって代わると思います。
    また企業向け外付けストレージでもメールサーバや業務サーバのストレージはせいぜい数TBから数十TBで十分なことが多いです。ただし性能を考えると、数十本のRAIDを組む必要があります。数TBの容量では3.5インチHDDでは数本で済んでしまうのためRAIDが組み難いです。そのため、2.5インチHDDの外部ストレージが需要の間隙をついて出てきてもおかしくありませんし、いくつか出始めているようです。
    ただ、これもNANDが大容量化すればなくなってしまいそうな製品となり、寿命はそんなに長くないと考えられます。

    2007-media-GBperYen  

    2009-media-GBperYen  

    2011-media-GBperYen  
    【過去の記事】
    ISSCCの雑記1SSDの大容量化はいつまで続くのでしょうか。
    NANDとハードディスクの性能向上の違い
    ブルーレイの終わりの始まり
    2TBまでしか対応しないSDXCメモリカード


    このエントリーをはてなブックマークに追加





    このカテゴリの最新記事一覧


    | ―HDD, NAND, 次世代DVD | 07時59分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

    日本のアニメの行く末


    このエントリーをはてなブックマークに追加


    週末、家の片づけをしていたら、昔にかった「未来少年コナン オフィシャルガイド」なるものが出てきた。この本の気になる記事の中で、コナンの作画監督の大塚康生さんのインタビューがあります。大塚さんは、知ってる人は知ってますが、カリオストロの城でも作画監督をされた方で、宮崎駿氏の初期作品にはなくてはならない方です。このインタビューの最後の話が、これからのアニメ文化について語っており、少し考えさせられる内容であったため一部引用させていただきます。
    p.97
    ●アニメの表現といえば、今はデジタルアニメが全盛ですけれど、そういう風潮についてはどのように感じておられますか?

     そうですねぇ。今はアニメーションという文化そのものがいわば末期的になってるんじゃないでしょうか。
     例えば浮世絵なんかは、明治の末になるとどんどん緻密になっているんですよ。緻密になって血みどろになってね。リアルになるんです。それでそのあとポンと終わる。
     アニメーションも東映動画が本格的な劇場作品を作り出した時を起点として、大体50年くらいでしょう。傾向として、文化は半世紀ほど経つとチマチマしてくるんですよ。ものすごく緻密になって行くわけ。緻密になってディテールを追及し始めると、運命はきまってるんですよね。のびのびしなくなる。で、次の媒体に取って代わられるんですよ。
    <中略>
    週にテレビアニメーションが100本も作られて、その100本がみんなチマチマアニメーションでね。こうなってしまった時代というのは・・・爛熟してるというか、だいたい文化の頂点だと思うんですよ。だからアニメに代わる何かみんなの心をつかむ面白いものが出てきたら、パーッとアニメ自体への関心が失われるっていうのはあり得ますよね。その面白いのがCGなのかどうかは分かりませんが。


    浮世絵の歴史はよく知らないですが、自分が少ししっている印象派の絵では、確かに同じことが起こっている。1860年代から1870年代にモネやルノワールといった初期の巨人が新しく立ち上げた一団は、1910年から1920年代に終わってしまう。
    しかも最後の一派は、スーラを筆頭とする点描画を主体とする新印象派。
    教科書的だけど、印象派の絵の特徴の一つとして、パレットの上で絵の具の色をあまり混ぜず、遠目でみると色が混ざっているように見えるというのがある。新印象派はそれを突き詰めて、だったら原色の絵の具を使って小さな点を使えば絶対色は混ざらない、とした。
    だからスーラの絵は本当に細かくて、よくここまで書いたという感動はある。ただ絵それ自体の感動は全然ない。そして印象派の時代が終わってしまった。

    別の話で記憶がソースだけど、ある30年近くやっているロックバンドの人が、「今の若いやつは何なんだ、俺達は30年近く現役だが、俺達を超えるやつが全然でてこない」といったことを嘆いていた。
    でもロックバンドはビートルズが出てからすでに50年経っていて、ギターとドラムといった枠の中でやれることはやり尽くされていると思う。すでに成熟した分野だ。ロックバンドに緻密さがあるかどうかは分らないけど、文化としてはある意味古典の領域に入りつつあるのでしょう。

    noimage
    未来少年コナンオフィシャルガイド―宮崎アニメの原点がよみがえる!!
    著者:ブレインナビ
    出版社:双葉社
    出版日:2003-08
    ランキング:373022位
    おすすめ度:
    Amazon.co.jp で詳細を見る


    このエントリーをはてなブックマークに追加





    このカテゴリの最新記事一覧


    | 【misc.(雑記)】 | 00時12分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

    2008年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年03月