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高額当選の宝くじを換金しに行きました

www.flickr.com/photos/cheesepicklescheese/419050330/

先日、「宝くじの高額当選の写真」を載せましたが、やっと換金に行ってきました。

たかだか十万円ですが、いつもの銀行とは少しだけ違った窓口対応が見れました。あまりこのブログでは日記的なことは書かないようにしてましたが、前回の件もあるので少しだけ体験談です。








ダンディな伯父様

所詮会社勤めの身なので仕事のお昼休みを狙って、近くの「みずほ銀行」に行ってきた。当然今日は昼飯抜きだ。そういえば宝くじの換金はどうやるのだろう。昨今はATMでも税金の支払いができるように成り、窓口を利用する機会もかなり減ったが、それ以前に宝くじ高額当選の処理方法は初めてだから、どうすれば良いかわからない。

昔TVでは、億が当たった人の小芝居などやってたのを見た覚えがあるが、さすがに微妙な金額である10万円くらいの体験談は見たことも聞いたこともない。
しかし大金でもないから、なんとか成るだろう、と何も調べずに銀行に直行だ。

みずほ銀行へ向かう道すがら思い返して見たのだが、TVでみたときは別室に呼ばれたりなんてのがありましたが、10万でも別室に呼ばれるのか。どうせカウンターで終わりだろうと思いつつ、別室に行けたらどうしよう・・・ などと詰まらない妄想を抱きながら、当選くじを持ってお昼休みでごった返す銀行に侵入した

入口をくぐるとすぐ店員が寄ってきた。挙動不審を感づかれたか? 入金、出金、税金振り込みくらいなら少しうっとうしい対応だが、今度ばかりはそうもいかない。逆に私が入る前に行員を探してたくらいだ。
白髪混じりの男性行員と品の良い女性行員がいたが、私に近かったこともあり男性行員が寄ってきた。こういう話はなんとなく男性の方が安心する。

年は還暦前後だろうか、還暦過ぎていれば銀行退職後に再就職してるのだろうか、はたまた合併々々で作られた余剰人員、所謂エリート行員の成れの果てか。そうすると今は銀行入り口に立ってる仕事でも、年収は軽く自分の何倍ももらってるのか・・・ どうでも良い考えが頭をよぎる。

銀行員「今日はどういったご用件で」

ありきたりのフレーズではあるが何故か新鮮だ。
そこで大きな声で言うこともないが、ささやく声でいうほどの金額でもないので、普通の声で

俺「たからく」
までいうと行員が忍び足で自分の横に接近してきた。その行動に少しびびってしまったよ。

銀行員「それで、いかほどでございましょうか」
そう耳元でささやかれた。

ああ、そうだよなあ。もしかしたら3億円かもしれないもんなあ。そういう行動にでるよなあ。でも残念ながら10万だ。何か変に気を遣わせてしまった。

そのため私は自信なさげに「えっと、十万円です」と答えてみると、向こうは申し訳なさそうに、でも普通の大きさの声で、

銀行員「さようですか。金額を伺ったのは百万円以上では記入する用紙が異なるので、このような事を伺ってしまいました。申し訳ありません。」

と言われるわけです。「チッ、なんだ十万か」と心の声が聞こえたと思ったが多分気のせいだろう。

ここから先は、銀行の窓口でお金を引出すのとほぼ同じだ。用紙に書く内容も至って普通だった。名前と住所だけ。用紙の記入が終わるって横を向こうとすると、待ち構えていたのだろうダンディなおじ様が番号札を持って寄ってきた。

銀行員「それでは、そちらでお待ちになっていただいて、番号が呼ばたら窓口までお願いします」

はあ、そうですか。普通に窓口なんですね。個室へお呼ばれしないのは確定だ。


窓口のおばさん

お昼休みは少し客で込んでいる。月末じゃないけど、やはり年末だからだろうか。それはそうと、いつもなら銀行窓口前で通帳を持っているものだが、今手に持っているのは用紙と番号札と当選宝くじだけというのは、少し奇妙な感覚だ。厚みが足らない。左手に雑誌を持てばバランスが取れるだろうか? そんなしょうもないことを考えながら待つこと10分、ようやく自分の番号が呼ばれた。

窓口は四五十くらいのおばさんだ。まあ開いている窓口全部がそうだから選択の余地はない。銀行の合併話が吹き荒れた頃から窓口はおばさんばかりだ。新入社員に当たる確率が減って仕事が早い分、お昼休みのサラリーマンには助かるわけだが。

3枚の紙をカウンターに置くと、

窓口「!、おめでとうございます」

おー、少し嬉しい。
でもサプライズはそれで終わり、その後は普通の事務処理だ。

窓口「それでは暫く、お座りになってお待ちください」

やることも終わって後は待つだけだ。手持ち無沙汰なので飾ってあるディスプレイの株価と為替を見るが、相変わらず酷い値だ。何でこんなことになったんだろう。ここ1,2年株やFXやってなくて良かったようなものの、空売りしたら儲かるかな?
さらに10分経過。チェックしてるのだろうが長いです。もうすぐ昼休みが終わってしまう。そわそわしてして来始めたところで、やっと名前が呼ばれた。

窓口に行くと、諭吉さん10枚を銀行封筒に入れてくれ、その封筒だけ渡してもらった。当たり券は没収されたので、本当に封筒だけだ。やっぱり通帳を返してもらえないのは違和感がある。

あとは、気取られないようにそそくさと銀行を後にして、昼飯も食べずに仕事に戻るのであった。


おわり。



余談。そんなわけで、不労所得として得たこの10万ですが自分へのご褒美もなく普通に生活費として消えている今日この頃。これでは定額給付をもらっても消費には回らないな。



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4915540529宝くじに当選したら読む本
高井 次郎
三才ブックス 1999-12





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