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【書籍紹介】理系サラリーマン「資本論」を読む


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4396111118超訳『資本論』 (祥伝社新書 111) (祥伝社新書 111)
的場 昭弘
祥伝社 2008-04-23

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カテゴリ【知ったか書籍紹介】

 入門書系の資本論関連の書籍は、今までも古本屋にいけば手に取って買ってはいたのですが、入門書ですらちゃんと読んだことは一度もなかったように記憶している。そんな中で、資本論関連でまともに一冊で読了したのはこれが最初です。お恥ずかしいことに。

 




 今、資本論がブームですよね。
 やっぱり現代の市場主義が、19世紀末の帝国主義が跋扈し、列強各国のせめぎあいの中で資本主義が絶頂にあった時代と今のグローバリゼーションの時代が似通ってるんですよね。
   そんな時代に生まれた資本論が現代の市場主義を理解する一助になるんですよね。そういったことは頭では理解してましたが、本書を読んでさらに納得。資本論の素晴らしさの一端を垣間見せてくれました。

 本の構成は、原著の資本論の章だてと同じに進んでいき、その章のトピックスについての著者の説明と、重要な原著の一文が添えられているといった感じで進んでいきます。
 その構成はなかなか理解しやすく、読みやすく私のような初心者向けです。また超訳と書いてあるように、入門書ではないけど原著の資本論を読むきっかけにはなれそうです。

 本書の読み方ですが私は素直に第一章から読んでいったのですが、この本でもマルクスも何度も指摘があるように第八章から読んでも良かったかなと少しだけ思いました。 事前知識が全くないわけではないから第一章から第七章の理論的な内容は、言わんとすることは漠然とはわった気にはなってます。しかし、やはり慣れない専門用語が少なくしてるとは言え、ゼロではないのです。そこで読むのを止めて意味を考えながら読んでいました。だかこの部分はすらすら読めなかった。
 ただし読了後はやはり第一章から読んで良かったとは思います。この最初がわからないと資本論が意味することがぼやけてしまうという指摘はそのまま受け入れるべきですね。
 
 逆に第八章からは急に労働者についての話になるので俄然読みやすくすらすら読めます。マルクス先生が労働者は8章から読めといった理由が良く理解できましたw。この部分だけ読んでも確かに良い。自分は一応IT業界だから、特にIT業界で下っ端プログラマや残業週200時間だとか言ってるような人ほどこの部分を読んでもらいたいね。 なぜ薄給なのかとか残業を何でこんなにしなくてはならないかを理屈で説明してくれます。労働者は報われないんだよね。
 
 この8章の部分、s/機械/IT/g と置換するだけで現代風味を帯びることに気づいてしまいました。文明って進歩しないどころか、19世紀に逆戻りしてますよね。(IT業界も可)
 そうそう、この本読んでふと思ったことは、今まで私はIT革命は第3次革命だと思ってました。当然第一次革命は農業革命、第二次革命は産業革命。IT革命は第三次革命だ!などと思ってましたが、資本論を s/機械/IT/g とできる自体IT革命は第三次革命といえる資格はないことに気付きました。せいぜい2.5次革命くらいでしょうか。
 脱線ついでに、IT革命という言葉は何気に嫌いです。デジタル革命と言う方が実情にあってるとは思うのですがね。まあ言葉は、原意がなんであれ使う人が多いほうが多勢に無勢なので多い方に合わせますが。

マンガ蟹工船―30分で読める…大学生のためのマンガ蟹工船―30分で読める…大学生のための
小林 多喜二

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カテゴリ【知ったか書籍紹介】
 


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