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Switch Vol.23 No.2(スイッチ2005年2月号)特集:井上雄彦「スラムダンク、あれから10日後」 スイッチ・パブリッシング |
明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 45) 佐藤 尚之 |
先週とある大型書店にいったらこの時のSWICHが平積みされていたので、買ってしまいました。雑誌のため、Amazonでも新刊がなく古書しかなかったので結局買わなかったのですが、再発行された模様です。
SWICH 2005年年2月号のスラムダンクの記事を書評してもしょうがないので、今回は「スラムダンクあれから10日後の仕掛人の佐藤氏の新書を紹介。10日後の仕掛けの舞台裏についても書かれています。 これだけでもスラムダンクファンは買ってそんはないです。
今年初頭ですがこれを読んで、この人が仕掛け人だと言うことを初めて知りました。それ以上にジバランの運営してたというのが個人的にはサプライズでしたが。
そんな仕掛けを考えつく著者が、これからの広告ビジネスについて述べています。
ありきたりな、「これからはインターネットの時代だ」とか「新聞は滅びる」とか「TVは無くなる」とかではない、もっと視点の広い考えを提供してくれる本です。
とりあえず、目次
●はじめに 〜「なんだか小難しい時代になっちゃったな」とお嘆きの貴兄に
●第一章 消費者へのラブレターの渡し方 〜広告という名の「口説き」の構造
●第二章 広告はこんなにモテなくなった 〜変化した消費者と広告の20年
●第三章 変化した消費者を待ち伏せる7つの方法 〜彼らと偶然を装って出会うために
●第四章 消費者をもっともっとよく見る 〜コミュニケーション・デザインの初動
●第五章 とことん消費者本位に考える 〜スラムダンク一億冊感謝キャンペーンより
●第六章 クリエイティブの重要性 〜商品丸裸時代とネオ茶の間の出現
●第七章 すべては消費者のために 〜消費者本位なチームづくり
●おしまいに 〜楽しくエキサイティングな時代なのだ
まあ、それにしてもこの著者はよく考えている。たぶん著者だけでなく広告を生業にしてる人は必死なのだろう。昔ながらの広告をだせば、全然反応がなく、クライアントからは広告の費用対効果を言われてるだろうから、皆必死になってアイディアを練っているのだろう。
そういう必死さは、たまにTVや雑誌の広告を見ると、シャープの家電製品のクイズ番組を模したCMは最初見たときは本当にクイズ番組だと思ってしまったり、雑誌の広告でも記事と見まがうばかりの内容も多くなった。最後までじっくり読まされたあげく、最後に広告だとわかってふざけるな!と思うと同時に釣られた自分に無能感を感じさせられる。
電車に乗れば車両が広告ジャックされてるし、ラッピング広告も気の利いたものもたまにある(YKKのは面白かった。写真で見たらつまらないけどね)
自販機でコーヒーでも買おうとしたら立体的な缶(立体広告)がついてるし、街を歩けば床やら壁やら天井に意味不明な漫画の広告が張られている。
昔みたいに商品のイメージやコンセプトを伝えるだけじゃなく、意味不明なものインパクトのあるものなど様々な手法で消費者の注意を引きつけようとしてくる。
最後の章のタイトルに「エキサイティングな時代」とある。本当に昔であれば広告といえばTVCMか新聞広告が王道であったのが、この2強の影響力が低下し、アイディア次第ですべてのものが広告として利用可能ならば、チャレンジ出来る環境さえあれば何でも広告として使えるなんて、こんな楽しいことはないですよね。
インターネット関連も昔に比べれば大分落ち着いてきましたので、このような状態もあと数年で安定してくるのかもしれませんが、消費者たる私たちは、そんな広告マンの苦悩を後ろに感じながら広告を見るのも粋な楽しみ方なのかもしれない。
(余談)
あと、「ネオ茶の間」なる言葉がでてくるけど、普通にネット茶の間でいいのではないかな。
ネット茶の間の場合は、ネットに限定されるきらいがあるけど、問題ないでしょ。
ちなみに、スラムダンク の10日後の本家サイトから当時の新聞広告を見ることができるようです。
http://www.itplanning.co.jp/slamdunk/np.html SLUM|DUMK 新聞広告
小売りビジネスのマーケティング本っていうか、ショッピングの科学が的を得ている。
これを読んだ後から、近くのコンビニには店の奥にカゴがないことが無性に気になるようになった。 愛用してたのですが案の定、昨年つぶれてしまった。
![]() | なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学 パコ アンダーヒル (著), 鈴木 主税 (訳) 早川書房 2001-02-22 by G-Tools |
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